お金を使う力を考えるバナナ

お金の使い方について悩み続けているバナナが感じたことを書いています

お金を使うよりも増やす方が簡単な時代

 

こんにちは

お金を使う力を考えるバナナです!

 

初めに

文章を書くことに慣れていないので読みにくい部分もあるかもしれませんが、綺麗な文章を書くよりも自分の思いをぶつけた生き生きとした文章にしたいと思い好き勝手に書かせていただきます!

乱雑さも合わせて楽しんでいただければ幸いです。

 

 

さて、本題の『お金を使う力』についてです。

最近はNISAやiDeCoを通じてインデックス投資をしている人も増えてきました。

今ではYoutubeで簡単にお金の増やし方を学ぶことが出来るようになったので最適解にすぐにたどり着くことが出来ます。

これ自体は素晴らしい事です。現に僕もインデックス投資をしています。

 

ですがその反面、お金の増やし方を知ってしまった人々はお金を20年先にしか開けられないインデックス投資というタイムカプセルに放り込むことが正義になりつつあります。

特にインターネットでは『20代で資産3000万円突破』『目指せ億り人』といった極端な情報ばかりが目につきます。

 

 

僕たち人間は弱い生き物なのでそういった情報が目に入るたびに無意識のうちに自分と比べてしまいます。

 

インデックス投資は入金力がモノをいう世界なので、毎月3万円投資しているよりは5万、10万、20万と投資している人の方が資産が膨らむペースは速くなります。

 

 

Youtube等ではインフルエンサー達はそこを煽って動画の再生数を稼いでお金儲けをしてそれを更に投資に回す・・・という地獄のようなループが始まっています。

ですが、普通に考えて毎月10万、20万投資できる人が世の中にどれだけいますか?

僕には彼らが入金力自慢=高収入アピールをしているようにしか見えません。

 

マイケル・サンデルの「実力も運のうち」という本を読んだことがある人であれば同意していただけると思いますが、収入は親がどれだけ教育にお金をかけてくれたかに相関があり、努力できる遺伝子があるかどうかも運です。

誰も生まれてくる環境は選べないので人生はスタートの時点である程度運ゲーです。

 

 

もしもあなたが入金力ゲームというくだらない競争に巻き込まれてしまえば、

ただただお金を増やした人がすごいという価値観で生きるなら、

例えお金はあってもあなたの人生の幸福度はそこらの立ち飲み居酒屋で昼間からお酒を飲んでいるおじさんよりも低くなることはあり得ます。

彼らは今の彼らの幸せのためにお金を使えているわけですから。

 

お金なんて貯めずに使い切れと言っているわけではありません。

インデックス投資がダメとも言っていません。

 

ですが「年をとった時に1億円あるからってなんなんだろう・・・?」

ともう一度自問してみてください。

 

 

この問いを深く考えることを放棄した人達がやっている行為が、『お金を未来に送り続ける』という行為です。

考えながら上手に使うよりも、ただただ先送りし続けてお金を増やす方が楽だからです。

 

 

更には1億円あるからといって誰もあなたを尊敬しません。

(資産額で人を判断するような人たちと生きていきたいなら別ですが…、いえ、それにしたっておそらくその人たちは1億の人よりは2億、3億の人の方がスゴイという価値観で生きているのであなたの周りには誰もいないかもしれません)

 

 

1億円あれば不安は消える?

おそらく1億円あっても不安はなくなりません。

退職後の高齢者は人生の後半においても資産を減らしていくどころかむしろほとんどの人が増やしているというデータもあるくらいなので資産額で全ての不安は解消できません。

もしもお金の不安を無くしたいというのであれば、本当に1億円も必要なのか?を考えた方が良いかもしれません。

 

 

「貯金0」か「億り人」か?という極論ではなく、おそらくほとんどの方の一番心地よいバランスはその間のどこかにあると思います。

 

それはインデックス投資のように普遍的な物ではなく、個々人によって答えは変わってきます。

僕とあなたの基準がおそらく違うように、あなたとあなたのパートナーですら同じ基準ではないかもしれません。

 

自分にとってのいいバランスを見つける為に一緒に考えていけたら嬉しいです。

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。