こんにちは、お金を使う力を考えるバナナです!
今日は『旬なお金、お金の使い時』について考えていきます。
お金には最適な使い時があります。それをこの記事では『お金の旬』と呼びます。
具体的にはどういうことかというと、
80歳の1億円よりも、30歳の1000万円の方が価値がある(かもしれない)ということです。
あなたは80歳で1億円か30歳で1000万円自由に使えるならどちらを選びますか?
※1000万円を年利5%で50年間運用すれば実際に1億円以上になります。
これは「現在価値」「将来価値」と呼ばれる考え方で、簡単に言うと現在の1000万円は50年後の1億円以上の価値があるという意味です。
以下、シミュレーションサイトにて計算
数字上は確かに増えますね。
しかし、僕たち人間には寿命があるのでいつまでも元気にお金を使えるかわかりません。
現に僕の祖父はそもそも80歳になる前に亡くなっています。
数字上お金が増えても、それが個人にとっての正解では無いという事です。
僕もあなたも『チキチキ☆死ぬ時にお金がある人が勝ちレース』に参加しているわけではありません。
80歳では1億円あっても美味しいものをたくさんは食べられず、海外旅行も行けないかもしれません。
それなら30歳で1000万円を自由に使える方が豊かだと感じる人も多いと思います。
過度な投資はお金を使う旬を逃す行為に他なりません。
食べ物と違ってお金の旬は目に見えません。
それに人によるので自分で考えるしかなく、投資系インフルエンサーのように「これが正解!」と断言できるものではありません。
多くの人は自分で考えたくないので、答えを探して、答えをわかりやすく教えてくれる人のいう事をそのまま真似をします。
誤解を恐れずに言えば、考えるのが嫌な人にとって、お金をひたすら投資に回すことの方が簡単です。使い時の判断を20年以上先の自分に押し付けることが出来ますから。
対策としては、先ほどのシミュレーションのように「今使いたいお金の金額を使わずに投資に回すとしたらいくらになるか」を計算してみる事です。
「今のこのお金を我慢して、老後資金が〇円増えるだけなら今使っちゃえ!」
となるかもしれませんし、
「老後のお金が〇円増えるなら、今のやりたいことを我慢できる!」
となるかもしれません。
いずれにしてもあなたが自分で考えて出した答えなら正解です。
何も考えずに未来へ先送りし続けるのは今日でやめにしましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。