お金を使う力を考えるバナナ

お金の使い方について悩み続けているバナナが感じたことを書いています

無駄なお金の使い方

はじめに

こんにちは、バナナです。

私たちの生きる現代は、お金の稼ぎ方は多様化する一方で、新NISAやiDeCoという制度の充実を背景にお金の増やし方は普遍的になりつつあります。

 

しかし、お金を貯めて増やすことが得意になればなるほど私たちはお金を使うことが下手になっていると思います。

「これを買っても無駄」

「あんなことをしても意味が無い」

など、心のどこかでお金を使うことを遠ざけている人がいます。

 

でも、無駄ってそんなに悪いことですか?

 

私は無駄こそ人生だと思っているのでそのあたりを詳しく解説していきたいと思います。

ちなみに、「贅沢をしろ」「浪費しまくって『宵越しの金は持たねぇスタイル』を推奨しているわけではありません。

 

無駄の定義

 

まずは「無駄」の定義から確認しましょう。

名詞・形容動詞[編集]

むだ

  1. 役に立たない、効果無い又は不要に贅沢な様子やもの。
    【引用:wikipedia

Wikipedeaには無駄とは「役に立たないもの」とあります。

では何の役に立たない物が無駄なのでしょう?

究極を言えば、生きることに必要のないものは無駄と言えるでしょう。

端的に言えば生きていることだって無駄、コスパ最悪です。

 

人生なんて無駄の集まり

 

起きて食事して働いて安全な所で寝て、たまに繁殖する。

誤解を恐れずに言えば生物として必要なコトはこれくらいでしょう。

 

繁殖のためにコミュニティを築くことは必要かもしれませんが、狩猟時代でもない今、ただ生きるだけなら友人は必要ありません。

 

ましてや、友人と飲んで歌って騒ぐ必要なんてどこにもありません。

 

生物として必要のないものが最も愛おしいモノだったりする

 

「じゃあ、こんな無駄な営みをしてないでとっととサヨナラすればいいじゃない」

 

無駄をなくそうと考えているとこのように考えてしまいます。

 

ですが、冒頭でもお伝えしたように私は無駄こそが人生だと思っています。

 

私がまだティーンエイジャーの頃、地元で就職した友人達と仕事終わりに、たとえ夜中であってもしょっちゅう集まって、ボーリング、ビリヤード、ダーツをして、ファミレスで朝までグダグダ携帯をいじって、

 

時間とお金を無駄にし続けていました。

ある人は勉強に精を出し、ある人は留学して他文化に触れて感性を磨いている間に、です。

 

しかし、この無駄の中にこそ私にとって愛おしいものがあります。

 

このように、『必要じゃないけれど愛おしいモノ』こそお金を上手に使って得るべきモノです。

当然、勉強していた人、他の文化に触れていた人達もそれぞれが大切な愛おしいモノに触れてきたはずです。

 

物事を必要か無駄か、で見るのではなく『無駄だけど愛おしいモノ』と出会う為だと考えてお金を使いましょう。

 

ティーンエイジャーの頃の私の場合は友人でしたが、あなたにとっては

 

音楽

漫画

アニメ

映画

山登り

スポーツ

お酒

ペット

自然

茶道

ジグソーパズル

etc.....

 

かもしれません。

 

まだ見ぬ『無駄な宝物』と出会うためにあれこれとお金を使ってみましょう。

その結果何も起きなかったとしても大丈夫です。

どうせ全部無駄。

あなたはもうすでに生きるのに必要な物はすべて持っていますし、日本にいる限りとりあえずは手に入ります。

 

もう少し一緒に人生という壮大な無駄を楽しみましょう。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。